最近パソコン作業を長時間続けると、手首が痛くなってきました。
痛みの予防にはパームレストがイイって聞いたけど、けっこう高いよな…
これって自分で作れたりしないの??
こんな悩みにお答えします。
- カンタンで安い!木製パームレストの作り方
- DIY木製パームレストの使用レビュー
どうも!副業ブロガーのサバトラ(@sabatorablog)です。
パソコン作業中の手首の痛み、地味につらいですよね~。
めちゃくちゃわかります。
ぼくも最近、ブログの執筆作業の時間が長くなり、手首が腱鞘炎(けんしょうえん)になりかけていました。
「これはどうにかせねば!ブログが書けなくなる(汗)」と思い、いろいろ調べたところ
- パームレストを使えば、手首の痛みを軽減できる
- パームレストは自作できる。しかも買うより安い
という事を知り「ものは試し」で、実際にDIYしてみました。
結論としては、
自作パームレストはカンタンに作れる。
しかも使い心地最高。
手首も痛くなりにくい!
という、大満足な仕上がりになりました。
今回の記事は、そんな使い勝手サイコーな「自作パームレスト」の作り方や、使用レビューをシェアしたいと思います。
- パソコン作業による手首の痛みを軽くしたい
- 自作パームレストの作り方が知りたい
という方はぜひご覧ください。
今回、作り方を説明するパームレストはノートPC用です。
ただ、キーボード単体用のパームレストも基本的に作り方は同じ。
なので、キーボード用のパームレストの作り方を知りたい方にも十分参考になるかと思います。
板の横幅はそれぞれお使いのノートPCやキーボードに合わせてカスタマイズしてくださいね。
でははじめていきましょう!
木製パームレストの作り方
木製パームレストの作り方は、以下の手順です。
- 板を用意する
- 両端をノコギリでカットする
- サンドペーパーで磨く
- オイルステインをぬる
- 板を乾かす
順に解説します。
①板を用意する
まずは、パームレストに必要な板を用意します。
板はホームセンターで買い、カットをしてもらうとラクです。
木材は1×4(ワンバイフォー)材を買っておけば問題ないと思います。
厚さが1インチ(19mm)で幅が4インチ(89mm)の木材のことを言う。
他にも、厚さ38mmのツーバイ材や、63㎜のスリーバイ材などがある。
ただ、ぼくはもうちょっと手首に当たる部分の幅が欲しかったので、厚さ22㎜で幅120㎜の「パイン集成材」という加工木材を買いました。
そして、もともとの長さが910㎜のものを、400㎜にカットしてもらいました。(カット代は50円)
長さ400㎜にした理由は、今使っているノートPCの横幅が350㎜なので、それよりもひと回り大きめにしたかったためです。
ひと回り大きい方が、安定感増すのでは?という想定があったんです。
(そして、その予感は的中することに…!)
ちなみに、ぼくが買ったパイン集成材の板は600円ちょっと。
1×4の板(長さ900㎜)だと300円くらいで売られていました。
なので、値段は1×4材の方が安いです。
②両端をノコギリでカット
さぁ、板を持ち帰って加工を開始です。
まずは板の両端をノコギリで斜めにカットします。
この作業をすることで、板の角が直に腕に当たるのを防げるし、見た目もいい感じになります。
印を付けて(両辺20㎜に設定)
ノコギリで切る!
こんな感じでカットできた
ノコギリは100円ショップでも売ってます。
でも、長く使うことを考えたら、ちゃんとしたものを買っておくのもアリ。
ちなみに、ぼくが使っているのは折り込み式のノコギリです。
収納時にスペースを取らないので便利。
③サンドペーパーで磨く
次は、木材の全体をサンドペーパーで磨いていきます。
この作業をすることで、木材の角が丸みを帯び、表面はサラサラになります。
また、次の工程でオイルステインを塗るのですが、塗料の効果を十分に発揮させるためにも重要。
今回ぼくが使ったのは、荒めの「#80」と、細かめの「#320」です。
やり方は、まず「#80」でとがった角をゴシゴシ削る。
その後「#320」で角と表面がなめらかになるように仕上げていくイメージ。
角が丸みを帯びて、板全体の肌ざわりがソフトになった。
サンドペーパーは100円ショップで置いてる所もあります。
ホームセンターだと、いろいろ種類豊富。
また、こういったセットでも売ってます。
④オイルステインをぬる
このままでもパームレストとして使えるのですが、「ただの板」感がまだ残ってます。
なので「いい感じの板」感を出すため、着色をします。
今回は初心者でも扱いやすい、水性のオイルステインをセレクト。
色はナチュラルな雰囲気が出る『けやき』を選びました。
塗り方はカンタン。
まず、塗料に水を入れて自分の好みの濃さにします。
(ちなみにぼくは、塗料と水を1:1くらいにしました)
コツは「ちょっと薄いかな」と思うくらいの濃さにすること。
試しぬりをしてみて、塗料を足しながら自分好みの色合いに調節していきます。
最初から濃い塗料をぬってしまったら、それを薄くはできないよ。
重ね塗りができるから、はじめは薄めにぬろう!
そして、好みの液ができたら、まんべんなくハケでぬる!
⑤60分ほど乾かす
着色した板は、立てて乾かします。
作った日の気温は23℃くらいでしたが、念のため60分ほど置きました。
オイルステインのパッケージには「乾燥時間は気温20℃で40分間」と書かれているので、その時の気温によって調整しましょう。
木製パームレストが完成!使用レビュー
自作した木製パームレストのレビュー
作業をはじめてから、約2時間で木製パームレストが完成!
横幅はノートPCよりもひと回り大きく作って正解でした。
手首が板に触れる面積が増えて安定しています。
PC作業で使っている無印良品の折りたたみデスクは、パームレストと同じ「パイン集成材」。
だから相性もバッチリ。
>>【レビュー】無印良品のパイン材テーブル(折りたたみ式)は、シンプルでリーズナブル。副業やテレワークにおすすめ!
無印の家具ようなナチュラルな雰囲気が好きなので、パームレストも自然な感じに近づいて良かった。
初めてのパームレスト作りでしたが、結果は大成功。
使い勝手最高。世界に一つだけの、とても愛着がわくアイテムが自作できました。
手首の痛みはかなり軽減
そして一番気になる手首の痛みについて。
使い始めて2週間くらいですが、痛みはかなり軽減しています。
痛みが軽減した理由は、下の写真のように、パームレストを置くことで腕全体が板触れて安定し、その結果手首への負担が軽くなったからだと思います。
これ、パッと見では同じように見えるかもですが、実際使ってみると手首への負担がぜんぜん違います。
そして、作業すればするほど、さらに違いを感じます。
パームレストを使った方が、圧倒的にラク!
かかった金額は1955円
今回かかった費用は、合計で1955円でした。
(ノコギリやハケはすでに持っていたので省きました)
内訳はこちら↓
- パイン集成材 607円
- 板カット代 50円
- オイルステイン 1078円
- サンドペーパー 110円×2
しかもオイルステインやサンドペーパーは、まだたくさん余ってます。
なので、今回の作業で使った分だけで換算したら、さらに1000円くらいは安くなりますね。
いやぁ、木製パームレスト。買うより安いしカンタン。
作ってみてホント良かった。
おまけ:「自分には作れない」という方にはこれをおすすめ
安くてカンタンに作れるパームレスト。
しかしながら、ここまで読んできて「ちょっと自分には無理かなぁ」「作るのけっこうめんどくさいなぁ」と思う方もいるかも知れません。
ぼくとしては、「カンタンだから作ってみて!」という気持ちもありますが、向き不向きはもちろんあるのも分かります。
そんな方にはこちらのFILCOの木製パームレストがおすすめ。
北海道産の木材を使用した安心の日本製で、天然木の木目も美しい。
サイズもS・M・Lの3種類あります。
「木製パームレスト」と聞くと、一番先に名前があがる定番の商品。
なので、買うならばFILCO一択やと思う!
手軽に手首の痛みを軽減させたい方にはおススメです。
まとめ
今回は「自作パームレスト」の作り方や使用レビューをシェアしました。
板の種類や、横幅、オイルステインの色などは自分の好みでカスタマイズできます。
ちょっとしたDIY作業で、カンタンに安く自作できる木製パームレスト。
本記事を参考に、あなた好みの一枚を作ってみてはいかがでしょうか?
ではまた~!