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【介護福祉士 国家試験】勉強方法3つのコツをわかりやすく解説

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります
介護士Aさん

介護福祉士の国家試験を受ける予定なんだけど、勉強方法ってどうやったらいいの??どんなテキストを買ったらいいの?

サバトラ

こんな疑問にお答えします!

どうも!当ブログ管理人のサバトラ(@sabatorablog)です。

ぼくの本業は介護士(4年目)。
2022年の介護福祉士国家試験を受けて一発合格しました。


今回の記事は、そんなぼくが試験を受けるにあたって実施した勉強方法を語ります。

  • 試験対策の勉強方法がよくわからない
  • できるだけ時間やお金を使わずに合格できる方法はない?

という方は参考になると思います。ぜひご覧ください。

【介護福祉士 国家試験】勉強方法3つのコツとは

さっそく結論から言います。

サバトラ流、介護福祉士国家試験に合格するための勉強方法には ”3つのコツ” があります。

それは以下のとおり。

  1. 過去問解説集1冊をやりこむ
  2. 毎日少しづつ進める
  3. スピードを意識する

順番に解説しますね。

勉強のコツ① 過去問解説集1冊をやりこむ

介護士Aさん

テキストって、種類がありすぎて、どれを買ったら良いのかわかりません‥

サバトラ

ズバリ!試験勉強で必要な教材は、中央法規から出ている『過去問解説集』一冊のみで十分!

なぜなら、介福の試験は毎年、過去問に関連した問題が多く出るから。

中央法規の過去問集は解説がわかりやすく、充実しています。
問題の正誤だけでなく、各選択肢ごとの説明もめちゃくちゃ詳しい。
なので、しっかりやり込めば、合格ラインの点数(約75点)以上は十分にねらえます。

現にぼくは、この過去問集1冊だけをやり込んだ結果、2022年度の試験で125問中101点を取ることができました。(得点率約80%)

試験を受ける皆さんは、ふだん仕事をされてる方が大半ではないかと思います。
もちろんぼくもそうでした。

過去問集は、そんな毎日忙しく働く現場の介護士が、最小限の努力で合格点を取るために超おススメなテキストなのです!

↓こちらが最新の2023年度版過去問集

過去問集の勉強のやり方【ローラー作戦】

では、過去問集をどうやり込んでいけばよいのかを説明していきますね。

過去問集の勉強方法は、その名もローラー作戦
これは、ぼくが独自に考えたオリジナルの勉強方法です。

ローラー作戦をカンタンに言うと、ローラーでペンキをカベに塗るように「合計3年分の過去問の解説を隅々までチェックしていく」という作戦です。

具体的な手順は以下のとおり。

「ローラー作戦」の手順
  1. 一年分の問題を解く(△×も入れる)
  2. 答え合わせをする
  3. 解説を読みながら、復習したいところをチェック
  4. チェックした箇所をもう一度読み直す
  5. 次の一年分に取り組む

では、上から一つずつ説明します。

手順① 1年分の問題を解く(△×も入れる)


まずは、テキスト1年分の問題を解きます。

この時にとても重要なのが、解きながら△と×のマークも入れていくこと。

後でおさらいをするときに、このマークの有無によって、問題に対しての自分の理解度が一目でわかるようにするためです。

具体的なやり方としては、問題の解答はページ右上の解答枠に番号を書いていくのですが、その時に

  • 正解かどうか自信がないなら「△」マーク
  • まったくお手上げなら「×」マーク

を付けてください。

※正解かどうか自信がないなら、番号に△マークを

※まったく分からないなら✕マーク

上の画像のとおり、✕の時に関しては無理に答えを出さなくても今は大丈夫。
解答欄に✕とだけ書いておいてください。


また、「これは合っているはず」という自信があるものは、マークなしで良いです。

※合ってる自信があるなら、マークはなしで

手順② 答え合わせをする

一年分をすべて解き終えたら、答え合わせをしていきます。

中央法規の過去問集は、各問題の下に答えが載っています。
それを見ながら、答えの枠の上に、合っているものには○、間違えたものには✔︎を入れていってください。

手順③ 解説を読みながら、復習したいところをチェック

答え合わせが終わったら、復習です。

1ページずつ、すべての解説を読んでいってください。
読みながら、

  • 意味がわからない
  • 一回では覚えられる自信がない
  • 「毎年頻出」と書かれている
  • なんとなく重要だと思う

以上のような用語が含まれる部分には、ページの端に○のマークを入れていきます。


そして同時に、わからない用語や文章にはアンダーラインや印をつけていってください。
後で見返す時に、復習が必要な部分を見つけやすくするためです。

ちなみに、この作業をするときに、手順①で解答番号に入れていった「△×マーク」が役に立ちます。
△×が付いた問題は、再復習が必要なものがほとんどだと思いますので、ページ端に○マークを入れるか否かの参考にするわけです。

手順④ チェックした箇所をもう一度読み直す


一年分の問題をチェックし終わったら、またその年の最初にもどります。
そして、手順③で○をつけたページだけを再チェックしていくわけです。

アンダーラインを引いた語句や文章を確認していく中で、記憶できそうなものは記憶したり、理解を深めてください。

そして、「これはまだ覚えられない」「いまいち理解できない」という用語がある問題に、さらに○をつけていきます。

この○の上に○が付いたものは、まだ理解や記憶ができていない箇所なので、くり返し復習が必要な部分ということになります。

試験直前の見直し時に、〇が二つ付いているページだけを見ていけば、効率良く見直しできますよね。

手順⑤ 次の一年分に取り組む


最後まで確認し終わったら、次の一年分に挑戦しましょう。
やり方は、前回と同じローラー作戦。手順の①〜④をみっちりやります。

それが終わったら、最後の一年も同じ流れで取り組んでください。

一年ずつ確実にこなしていく効果

以上がローラー作戦の全ての手順です。

一年分ごとにしっかり見直しをしていれば、点数は年ごとに上がります。

ちなみにぼくの場合、最初の過去問1年目が64点でした。
そして、がっつりおさらいした後に次の年に取り組んだところ、2年目は86点に上がり、最後の年は95点でした。


ローラー作戦は、ただやみくもに問題を解いていくのではなく、1年ごとに不明点をなくしていく方法です。
だから年を追うごとにじわじわと力が付いていくんですよね。

サバトラ

成果が上がっていけば、やる気もアップする!

点数よりも『解説』が超大事

今回紹介している、過去問集だけを使った勉強法で重要なのは、各選択肢の解説をよく読み込むということ。

なぜなら本番の試験では、過去問と同じ問題はほぼ出ることはなく、過去問に”関連した”問題が出る可能性が高いからです。

なので、テキストの解説をじっくり読み込んで覚えることで、この”関連した”部分をおさえる事ができるわけです。

サバトラ

解説を制するものが、試験を制す!

補足の調べものはスマホで

テキストは1冊で十分とはいえ、解説を読んでいると、過去問集の解説だけでは理解できない用語も出てくると思います。

そんな時は、迷わずスマホでググってください。

用語集なども販売はされていますが、必要ないと思います。
スマホでググった方が圧倒的に早いですし、お金もかかりません。(通信料はかかる)

サバトラ

ぼくも分厚いテキストを何冊か持ってたけど、一回も開かなかった

勉強のコツ② 毎日少しづつ進める

「介護福祉士国家試験の勉強方法3つのコツ」の2つ目は、毎日少しずつ進めるということです。

まずは毎日の最低時間数を決める

この記事を読んでいるのは、仕事をしながら試験勉強する方がほとんどかと思います。

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ただでさえ仕事で疲れてるのに、そんなにがっつり時間は取れないよね。。

なので、ぼくがおすすめするのは、時間は少なくても良いので「毎日コツコツとすすめていく」やり方です。


具体的に言うと「毎日最低10分はやる!」など、最低ラインの時間数を決めてから日々の勉強に取り組むという感じです。

最低の勉強時間数は、自分でできる範囲で考えて決めてください。
ただ、毎日継続できるくらいの甘めの時間が良いかと思います。

ちなみにぼくは「10分」を最低ラインと決めていました。

そして「今日は集中できてる。もうちょっとやろう」という日なら30分以上やったりもしていました。
最低○分というラインさえ守れば、別にそれ以上はいくらやってもかまいません。

サボった後は挽回しようとしない

最低時間数を決めていたものの、仕事などで疲れて寝てしまったりして、できない日もあるかと思います。

サバトラ

あるあるだよね…

ただ、その時に気をつけて欲しいのは「サボった後に挽回しようとして、がんばらない」ことです。

なぜなら、できなかった分を取り返そうと無理すると、ペースが乱れ、勉強を続けるための障害になるからです。

できない日があったとしても、それはそれでいいと割り切りましょう。
次に再開する時はまた最低ラインの時間数からスタートしてオーケーです。

サボった日のことは気にせず、淡々と続けることを意識してください。

試験の3か月前から始めるのがおススメ

次に、試験勉強を始める時期についてです。

ぼくは3か月前くらいから始めるのがよいと思います。

あまりに早すぎても、覚えた内容を忘れてしまうし、遅すぎると仕事や生活に支障がでてしまうかもしれないからです。

その点を考慮すると、3か月前くらいが一番ちょうどいい時期だと思う。
ただし、「自分は3か月で間に合うかどうか自信がない」という方は、もうちょっと早めからコツコツ始めてもらってもよいです。

試験までのスケジュール

参考として、ぼくが試験勉強をしたときの、ざっくりとした3か月のスケジュールを記しておきます。

◆時期◆やったこと
最初の1か月1年分の過去問をローラー作戦でつぶす
次の1か月次の1年分の過去問を   〃
次の3週間最後の1年分の過去問を  〃
最後の1週間3年分の〇チェックした部分をおさらい


2年分の過去問は、ローラー作戦を使い、どちらも1か月ずつかけました。

そして、最後の年の過去問だけは「3週間」と、他の年よりも1週間早く作戦を終わらせました。
過去の二年分をこなすことで、スピードも付き、不明点も少なくなっていたので、そんなに苦もなくできました。

そして、最後の1週間は全体のおさらいの時間に使いました。

最後の1週間は、試験日が近づいてくる実感もあり、勉強のモチベーションは1番高かったです。

継続のコツはルーティーン化とハードル下げ

介護士Aさん

毎日コツコツ勉強するのがいいっていうのは分かる。けど、意志の弱いワタシは、途中でやめてしまいそう…。うまく続けるコツってないの??

サバトラ

勉強を続けるコツは「ルーティーン化」と「ハードル下げ」ですね

ルーティーン化

一つ目の勉強を続けるコツはルーティーン化です。

これは、すでに習慣化している何かの作業と勉強をくっつけること。

例えば…

  • 朝起きて顔を洗う前にテキストを開いて復習する
  • 夜お風呂に入る前に5問だけ問題を解く
  • 仕事の休憩時間にYoutubeで勉強する

などなど。

毎日苦もなくやっている行動や毎回決まった時間と勉強を組み合わせることで、習慣にしやすくするわけです。


ちなみにぼくがやっていたルーティーン化は

  • 仕事の休憩時間に、スマホで撮影しておいた過去問テキストの画像をながめる
  • 家族が風呂に入っている間だけ問題を解く
  • 朝、いつもより少し早く起きて、コーヒーを飲みながらテキストを読む

という感じです。
ふだんの習慣のスキマに勉強をはさめば、継続もしやすかったです。

あなたも自分の生活習慣の中から「これと勉強時間を組み合わせられそう」というタイミングを探して、ぜひ実践してみてくださいね。

ハードル下げ

二つ目の勉強を続けるコツは、「極限までハードル下げる」ことです。

毎日勉強を続けていると
「仕事や育児で疲れているからやめておこう」
「めんどくさすぎて、やりたくない」

など、気分が乗らない日が絶対にあります。

そんな時は、

  • とりあえず1問だけ解こう
  • とりあえず1ページだけおさらいしよう
  • いつもは10分が最低ラインだけど、今日は5分でオーケー

という風に、最低ラインのハードルを極限まで下げるわけです。

この方法によってひとたび勉強を開始できれば
「とりあえず…と思って勉強をはじめたけど、気づけばいつもより長い時間やっていた」
という事がしばしば起こります。

勉強は自転車と一緒。
こぎ出し(勉強を始める時)に一番エネルギーが必要です。
だから、こぎ出しの時のギヤを極限まで軽くすれば、少ない力でスタートできるわけです。

一旦スピードが出はじめたら、こぎ続けるのにそこまで労力はかかりません。
ですので「始めてみたら思ったより長い時間できた」ということも起こりやすくなるわけです。

もちろん、ハードルを下げて勉強を始め、目標をクリアしてすぐ終了、としても大丈夫。

サバトラ

一歩でも前に進んだ自分を褒めて、また次の日にがんばればいいんです

勉強のコツ③ スピードを意識する

介護福祉士国家試験の勉強の3つのコツのラストは、問題を解く時に「スピードを意識する」ことです。

本番の試験の問題数は、前半は68問、後半57問あります。
これを午前と午後、それぞれ110分で解かなければいけません。

このように、問題数がそこそこ多いです。
だから、マイペースにのんびりしすぎると、全部の問題が解けないおそれも…。
また、見直しや小休憩などの、問題を解く以外にも余裕を持っていたいですよね。


ですので、ある程度スピーディーに問題を解く必要があるわけです。
そこで、スピード感覚を身につけるトレーニングとして、タイマーを使うのがおすすめです。

具体的には、試験問題を解くときに、まずはスマホなどのタイマーを用意します。
そして、解く問題数によって時間を設定します。

目安としては、

  • 午前分 → 1問90秒
  • 午後分 → 1問110秒

以内で解くようにするんです。

例えば、「今日は午前分の5問だけ解こう」と決めたならば、タイマーを7分30秒(90秒×5)でセットし、時間内に解くという感じです。

このタイム以内にこなせるようになれば、本番では見直しなどの時間が余裕で残せます。

また、タイマーを使うことで、緊張感が生まれ、集中力が高まるというメリットもあります。

サバトラ

テキスト復習の時にもタイマーを使ってみるのもおすすめ!


※ちなみに、タイマーを使った集中力の爆上げ方法は以下の記事で解説しています。
100円で集中力を爆上げする方法【ポモドーロ・テクニックを使え!】

まとめ

介護福祉士試験験勉の3つのコツは

  1. 過去問解説集1冊をやりこむ
  2. 毎日少しづつ進める
  3. スピードを意識する

でした。

タイマーを使いながら過去問集を毎日少しづつ解いて、コツコツと解説を読んで覚えていってください。

以上、最後まで読んでくれてありがとうございました。

「これから試験にチャレンジしようとしている方に、少しでも役に立ってほしい!」という思いで書いていたら、めっちゃ長くなってしまいました。。(笑)


正直かなり地味な戦略ですが、効果はぼくが実証済み。
実践する価値はあります。

仕事をしながらの勉強は大変ですが、スキマ時間を使ってがんばってみてください。


では、この記事を読んだ方が見事試験に合格できますように!

サバトラ

応援してますよ~!