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40代・未経験で介護士として「特別養護老人ホーム」に転職した僕が思う、3つの大変なこと・良かったこと

 

介護職希望の人
介護職希望の人
40代・未経験で「特別養護老人ホーム」に介護士として就職を考えています。

実際働いてみて感じたメリットやデメリットが知りたいです!

こんな疑問にお答えします。

◆本記事の内容

・40代・未経験で介護士として「特別養護老人ホーム」に転職した僕が思う、大変なことと良かったこと

この記事を書いている筆者サバトラの本業は、「特別養護老人ホーム」で働く現役の介護士

40歳の時に販売職から転職して、今3年目に突入しています。

 

>>このブログを書いているのは何者?副業ブロガー「サバトラ」のプロフィール

 

未経験からだったので、最初はいろいろ苦労しましたが、最近は慣れてきて、現場でもある程度は動けるようになってきました。

 

 

そんな僕が思う、実際に仕事をしていて、大変なことと良かったことを述べていきます。

 

40代・未経験で「特別養護老人ホーム」に介護士として就職を考えている。

という方には参考になるかと。ぜひご覧ください。

 

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◆40代・未経験で介護士として「特養」に転職した僕が思う、3つの大変なこと・良かったこと

以下の通り。

<大変だと思うこと>
・①体力が必要
・②残業が多い
・③責任が重い

<良かったこと>
・①体力がついた
・②休みがちゃんとある
・③安定している

40代・未経験で転職した「特養」介護士の「大変だと思うこと」

①体力的にハード

介護士の仕事は一般的に「ハード」と言われていますが、「特養」での仕事は介護職の中で1・2を争う体力的なハードさだと思う。

「特養」は基本的に要介護3~5の方が入所しています。

要介護とは… 人それぞれの、介護が必要な度合い(介護度)を数字であらわしたもの。1~5まであり、数字が上がるにつれて介護の必要性は高くなる。

介護度が高い人ほど、生活動作の多くをこちらがサポートする機会が増えるため、

・ベッド⇔車いすへの移動
・トイレ
・入浴

などの時に、利用者さんを抱えなければなりません。

サバトラくん
サバトラくん
自分よりも体重が重い方を、一人でがっつり抱えることも日常茶飯事。

腰への負担がハンパないっす。

また、食事、排泄、入浴、睡眠などの生活サイクルは時間がだいたい決まっているので「何時までにこれを終わらせないといけない」という時間制限があり、ある程度のスピードが要求されます。

時間帯によっては、ナースコールもガンガン鳴って、そのつど対応が求められます。

なので、職員は常にあちこち忙しく歩きまわっている状態。

最初入りたての時に仕事の様子を見て「体育会系の部活みたい」という印象を持ちました。

そして、そのイメージは今でも変わってません。

それくらい体力的なハードさがあります。

②残業が多い

僕の職場は人手不足のため残業が多いです。

具体的に言うと、月5~6回ある夜勤の日は平均1~2時間は残業があります。
また普段の8時間勤務の時も、2時間の残業の日が月に5~6回あります。


残業代がだいたいは出るとはいえ、ハードな勤務後の居残りはなかなか辛い。

サバトラくん
サバトラくん
まぁ、これはあくまでも僕の職場の話。

施設によっては「残業一切ナシ」というところもあると思います。

 
 

③責任が重い

施設の利用者さんは高齢者です。
いつ何時、何があるかわかりません。

常に利用者さんの状態を様子観察するのも重要な業務の一つ。

そして、もし急激な体調の変化があったりしたら緊急の対応が必要。

日中は看護士さんが常駐しているので、その点はまだ気は楽ですが、

看護士さんのいない夜間帯は、介護士ができる範囲で対応をしなければなりません。

そういう意味で責任は重いです。

現場の同僚や先輩とも、この責任の部分が「しんどいよね」という話はよく上がります。

サバトラくん
サバトラくん
僕も最初は常にガクブル状態で、出勤前日に眠れないことも。

ちょっとずつ慣れてはきたけど、今でも緊張感は常に持ってますね。

40代・未経験で転職した「特養」介護士の「良かったこと」

①体力がついた

前述の通り、体力的にハードな特養ですが、半年~1年~2年と続けているとだんだん慣れてきます。

仕事に必要な知識や体力がついてくるわけです。

利用者さんを抱える時は「こうすると自分がラクだな」というコツがだんだんつかめてきたり、

自分の体にも変化が。

肩幅が少し広くなり、腕にも筋肉がついて体つきが変わってきました。

サバトラくん
サバトラくん
僕はもともとガリガリ体系で、例えばユニクロのTシャツはSサイズでした。

今はSだときついので、Ⅿサイズでちょうどいい感じになりました。

40代であっても、身体が引き締まってきたり、仕事のコツを覚えたり、成長できるというのが自分の中で自信につながりました。

②休みがちゃんとある

僕が働く施設は、残業は多いですが、休みはしっかりあります。

有給を含めると月平均9~10日は休日。
有給も100%消化できています。

夜勤の日はクタクタになるのですが、夜勤明けの次の日は必ず休みなので体力回復もできます。

サバトラくん
サバトラくん
前職は販売店の管理職だったので、休日に店からTELがかかってきたり、トラブルで休日出勤することもしょっちゅうありました。

だから余計休みが多く感じるのかもしれません。。。

休みがしっかりあるおかげで、こうやってブログが書けています。

この点は良かったなぁと思います。

③安定している

特養は利用者さんの生活の場です。

コロナ禍や不況であっても生活は続くので、僕たちの仕事はそう簡単には無くなりません。

また、介護士の給与のほとんどは「介護保険」や「税金」など国から支払われています。

実際の給与に関しても、僕が働く施設に関してはハードな分、各種手当はしっかりしていて、経験は浅いものの、介護士の平均以上の給料をもらっています。

これらの点をふまえると、安定性はかなりあると思います。

サバトラくん
サバトラくん
あとは、親戚とかに「介護士に転職しました」と言うと、「立派な仕事だから、がんばってね」などと言われることが増えました。

社会的な信頼度は高い職業なんだなと実感しています。

まとめ

以上、40代・未経験で介護士として「特養」に転職した僕が思う、3つの大変なこと・良かったことを述べてきました。

ここに記したのは、僕の個人的な主観も入っていますし、介護施設もそのところどころによってやり方がいろいろあると思います。

なので、あくまで参考までに考えていただければと思います。

読んでくれた方が、将来自分に合った職場で、充実した仕事ができることをサバトラは祈っています。

それでは~!